ワインは、基本的な知識があるだけで、より一層飲むのが楽しくなります。
「縁いろのワイン」では、ワインの知識向上に役立つ情報を発信しています。
今回のテーマは「自分の好みを知ろう!ワイン選びに失敗しない2つのポイント」。
この記事は、2023年3月2日現在の情報を基にしています。
こんな経験ありませんか?
レストランでワインを飲みたいなぁと思って、メニューを開いたら、ズラーッとワインの銘柄が並んでる。
白ワインと赤ワインには分けてあっても、正直どれを頼んで良いかわからない。
適当に選んでみたら、全然美味しくない。
しかもボトルで頼んじゃった。
そんな経験したことありませんか?
今回は、そんな失敗をしないワインの選び方について解説します。
自分の好みを知ろう!
ワイン選びで失敗しないために一番大事なことわかりますか?
それは、自分の好みを知ることです。
「ワイン選びに失敗する」というのは、つまり注文したワインが美味しくないということですよね。
それでは、「美味しいワイン」ってなんでしょうか?
美味しいワインとは、自分の好みに合ったワイン
自分の好みを知ることで、ワイン選びで失敗する可能性がグッと低くなります。
ただ、それだけではまだ不十分。
自分の好みを知ることができたとして、それを相手に伝えなければいけません。
「こんな感じ」と言っても伝わりませんよね。
では、どうすれば良いでしょうか?
自分の好みを伝える
自分の好みを伝えるために必要なこと。
それは、好みの言語化です。
好みを言語化できれば、相手にわかりやすく伝える事が可能になります。
では、どのように言語化すれば良いのか?
大きく2つのポイントがあります。
ブドウの品種
まず、一番重要なのは、ブドウの品種です。
ワインは、材料に使っているブドウの品種によって全然味が変わってきます。
白ワインであれば、シャルドネ、ソーヴィニヨンブラン、リースリングなど。
赤ワインであれば、カベルネ・ソーヴィニヨン、ピノ・ノワール、シラーなど。
自分が飲んで美味しいと思ったら、そのブドウの品種を調べて覚えておきましょう。
生産国
次に生産国です。
同じブドウの品種でも生産国によって味に違いがあります。
特に白のソーヴィニヨンブランや赤のピノ・ノワールなどは、フランスとカリフォルニアやニュージーランドでは、全く違う印象になります。
ブドウの品種と生産国。
この2つが、ワイン選びに失敗しない重要なポイントです。
2つのポイントの調べ方
ブドウの品種と生産国を調べる方法は下記の3つ。
- お店の人に聞く
- エチケット(ラベル)の情報を確認する
- Vivino(ヴィヴィーノ)を使う
ワインを何種類も扱っているお店のスタッフであれば、ブドウの品種と生産国くらいはわかるはずです。
もし、ワインの知識がない店員しかいない場合は、ボトルを見せてもらいましょう。
エチケットを見れば少なくとも生産国の記載があると思います。
ただ、ブドウの品種は記載がない場合もあります。
そんな時は、写真を撮っておきましょう。
エチケットに記載されている文字をググって確認することができます。
おすすめしたいのは、Vivino(ヴィヴィーノ)というワインのアプリです。
ワインのエチケットの画像を取り込めば、ブドウの品種や生産国はもちろん、そのワインの様々な情報を得ることができます。
ダウンロードしておくと便利ですよ。
ワインを注文しよう
さあ、いよいよワインを注文しましょう。
ちゃんとしたソムリエがいる店であれば、美味しいと思ったワインの画像を見せるだけでも、好みのワイン(または近しいもの)を出してくれると思います。
ソムリエがいないお店の場合は、ブドウの品種と生産国で聞いてみましょう。
「フランスのシャルドネありますか?」
「アメリカのカベルネ・ソーヴィニヨンありますか?」
といった具合です。
メニューで判断するしかない場合は、記載されているブドウの品種と生産国を確認しましょう。
扱うワインの種類が少ない店の場合は、ブドウの品種だけで選んでも構いません。
記載がない場合は、「このワインのブドウは何ですか?」と聞いてみましょう。
それもわからないお店では、ワインをあえて飲まなくても良いかもしれません。
まとめ
- ワイン選びに失敗しないために好みを言語化する
- 重要なのは、ブドウの品種と生産国
- ワインの情報収集には、Vivinoがおすすめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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