Restaurant Book:東京・西麻布「VINO DELLA PACE/ヴィーノ・デッラ・パーチェ」

美味しい料理とお酒と出会うと、幸せな気持ちになりますよね。

「縁いろのワイン」では、運営が訪問した美味しいお店とお酒を紹介します。

今回のお店は東京・西麻布「ヴィーノ・デッラ・パーチェ

この記事は、2023年6月14日現在の情報を基にしています。

目次

「VINO DELLA PACE/ヴィーノ・デッラ・パーチェ」基本情報/予約方法

店名VINO DELLA PACE(ヴィーノ・デッラ・パーチェ)
住所東京都港区西麻布4-2-6 菱和ビル西側 1F
地図
アクセス広尾駅から徒歩10分、広尾駅から724m
営業時間/定休日・ランチ営業時間
【火~土】
 12:00~14:00 (L.O)※前日までに要予約
・ディナー営業時間
【火~土】
 17:00~21:30(L.O) ※コースは20:30(L.O)
【日】
 12:00〜20:00(L.O)
定休日:毎週 月曜日と第1.第3火曜日
席数約20席
個室有(8人可)、半個室あり
支払方法カード可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)
電子マネー不可、QRコード決済不可
喫煙全席禁煙
お子様連れ子供可(小学生可)※乳児可、未就学児可は要確認
Facebookhttps://www.facebook.com/p/Vino-della-Pace-100053716039042/
予約方法電話予約(050-5868-8845

「VINO DELLA PACE/ヴィーノ・デッラ・パーチェ」レポート

イタリアワインの第一人者内藤和雄ソムリエが存命の頃は足繁く通ったこの店。

もちろんお目当ては、内藤コレクションの蔵出し会。

毎回テーマ(州、地区、品種など)をお伝えして、内藤さん厳選のイタリアワインを楽しませてもらいました。

内藤さんが逝去されてからも店は存続し、内藤さんのコレクションを楽しむことができるのはありがたい話です。

今回は、今でも定期的に通っているグルメ友達に誘ってもらい久しぶりの訪問です。

テーマは「パスタ」??

なんでも、イタリアの州を巡りきったそうで、最近は変化球のテーマが増えているとのこと。

パスタだけってどうなの?

と思いましたが、バラエティに富んだ種類、調理法で楽しめました。

メニューは下記の通り。

  • フェデリーニの冷製からすみと生しらす
  • カサレッチェ魚介類とフレッシュトマト
  • リコッタを詰めたラビオリポルチーニ茸のトリフォラート
  • ラザーニャ
  • ティラミス
  • 小菓子、食後のドリンク

合わせたワインも変化球。

この日対応していただいたの武智ソムリエ曰く。

「イタリアでは『パスタに合わせるワイン』という考えをしないのでワインセレクトが難しいですよ。お茶漬けに合う日本酒と言われるようなものですね」

それぞれのワインのコメント(個人的見解)です。

  • Lessini Durello Brut S.A Gianni Tessari
    Durello100%のスプマンテ。
    最初に蜂蜜の香り、落ち着くとイースト香。
    ミネラリーで夏には良いと思う。
  • Vernaccia di Oristaro 2018 Contini
    サルディーニャの白。
    白ワインとは思えないほどの琥珀色。
    特徴的なのはエーテル香の香り。
    シェリー酒を思わせる味わいで、シルキーで酸も心地よい。
  • Felerio 2021 Velenosi
    マルケ州の白。
    トレッビアーノ主体で、パッセリーナ とペコリーノをブレンド。
    甲州ワインを思わせる爽やかなレモンの香り。
    キレのある酸味が印象的な夏向きのワイン。
  • Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico 2021 Sartarelli
    マルケ州のヴェルデッキオ。
    甘やかなパイナップルに青草ような香り。
    しっかりした果実味と苦味のバランスが良い。
  • La Grinozza S.A Poderi Cellario
    ピエモンテの赤のフリッツァンテ。
    チェリーやローズの香りにスパイシーなニュアンスも。
    グリニョリーノの特徴を感じるタンニン。
  • Sangioveto 2015 Badia a Coltibuono
    サンジョベーゼ100%、この日唯一の正統派赤ワイン。
    ジャムを感じる甘やかな香りにスパイシーなニュアンス。
    酸とタンニンのバランス良く、料理に合う。
  • Lambrusco Reggiano Amabile S.A Donelli
    シャルマー方式(タンク内2次発酵)で造られた甘口のランブルスコ。
    華やかな香りに程よい甘みで飲みやすい。
    ボトルは、フェラーリ創設期に数多くの魅力的な車体デザインを生み出したセルジオ・スカリエッティ氏のデザインとのこと。

テーマが「パスタ」だということで、かなり変化球なラインナップ。

個人的に興味深かったのは、Vernaccia di Oristaro 2018 Contini

美味しかったのは、Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico 2021 Sartarelli

初めて飲むワインばかりで、驚きはあったものの、感動するものはなかったという印象。

今回のワインに内藤さんの蔵出しが1本もなかったのが大きな理由だと思う。

内藤さんのワインが飲めるのを楽しみにして伺っているので、それはちょっと無いなと思った次第。

メニュー

メニューも以前の手書きのメニューから普通のメニューに変わってました。

これも残念な要素。

コース価格は、16,500円と少し値上がりしたようです。

次回は友人が秋に予約。

テーマはサグランティーノをリクエストしたので、熟成した内藤さんコレクションを期待しています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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